自社のホームページを作っても思ったように集客できないとお嘆きでしたら、掲載している情報を見直した方が良いでしょう。

御社の製品の本当の実力やサービスが提供できるレベルを示すには、製品が実際に使われているシーンやサービス提供のノウハウなども出していく必要があります。

そうすることで、お客様は自分の悩みを解決してくれる内容かどうかが判断できるようになります。

とはいえ、情報を書きすぎればノウハウが流出してしまうのではないか?、と心配になる経営者の方は少なくないでしょう。

確かにノウハウが重要な経営資源になっている場合も少なくないでしょう。

ただ、「ノウハウがある」ということをどうやって示していくかということもとても大事なことになります。

今やインターネットには情報があふれているのです。

情報の出し惜しみをしていても、誰かが提供してしまうかもしれないのです。

それよりも、出し惜しみせずにノウハウを開示していくことで、御社の実力が示せたり、誠実な姿勢が評価されたりして集客につながる可能性があります。

信頼できる情報とは

ご自身の体験で考えてみてください。

ネットで情報収集をしているとき、「このサイトの情報は信用できるな」と思うサイトはどういうサイトでしょうか。

ノウハウであれば丁寧に実施の手順が書いてあったり、それでもわかりにくい情報はこちらに詳しく書いてありますと別ページで解説しているようなサイトではないでしょうか?

懇切丁寧な解説は、詳しくない人にはとても役に立ちますし、とてもありがたいものなのです。

しかし、サイトに情報を提供するのは意外に手間がかかるものです。

掲載するためには、情報を整理する必要がありますし、図などの解説を入れてわかりやすくしようと思えば画面キャプチャしたり、現地で写真を撮影してこないといけない場合もあります。

単なる写真だけではわかりづらいときには、写真に簡単な図や文字を入れてわかりやすくすることも必要です。

そんなことをやるとわずか1ページの記事を書くには数日はかかる作業になるのです。

そこまでやってくれると、その情報が信頼されるものになり、ひいてはその情報を提供しているサイトが信頼されるものになるのです。

信頼されるサイトとは

サイトの信用を得るためには、単一ページだけでなくサイト全体として信用できる記事が多いと高評価につながります。

単一のページの質が高くて、「よくぞここまでやってくれるな」と思ってもらえたからといって、すぐにそのサイト、あるいはその会社が信頼されるとは言えません。

サイトが信頼されるためにはもっと時間が必要です。

ある情報を探しているときにいい情報を提供していることに気づき、また別の情報を探しているときに、またそのサイトが自分の欲しい答えを提供しているとどうでしょうか?

「おっ、これもこのサイトが提供しているのか〜」とわかることで、そのサイトのいろいろなページが素晴らしい情報を提供していることで徐々に信頼が上がっていきます。

「そうか、この種の情報はこのサイトが詳しいんだ」

ということがわかってくると、サイトの信頼性がグンと上がってくるのです。

サイト作りの戦略が大事

上に書いたように、信頼されるサイトとなるためには、質の良い情報をいくつも提供していくことが欠かせません。

そのとき、むやみに情報提供してもダメなのです。

そこには「こういう情報を提供するサイトを作っていこう」という戦略が必要になります。

自社の強みを発揮するためのサイトの戦略、これが大事になってきます。

ノウハウを出し惜しみしない

繰り返しになりますが、情報は出し惜しみをしてはいけません。

もちろん、中には御社が提供するノウハウを参考にして自分でやってみる人もいるでしょう。

そして中にはそのノウハウでうまく行く人もいるでしょう。

その人はどう思うでしょうか?

「このサイトのおかげで助かった。これだけの情報を出してくれるなんて親切なサイトだな」

そう思うのです。

一方、ノウハウを試してみたけれどうまく行かなかった人や、試してみたいけど自分ではやれない人はどうでしょうか?

恩赦にコンサルを頼んでくるかもしれません。

出し惜しみしない情報が御社の実力を裏付けるのです。

お客様が利用されているシーンで商品力を裏付ける

もう一つ御社の商品やサービス内容の裏付けるものに、利用しているお客様の姿を伝える方法があります。

お客様の声を掲載することは生の声として非常に貴重ですね。

長年リピートされているお客様であれば特に大事な声になります。

お客様の声とともに、その使い方や使った結果などをより客観的に伝えるブログなどがあると効果的でしょう。

難しいのは客観性です。

製品やサービスを提供している企業の声の場合はどうしても客観性に欠ける部分があります。

それを写真や実績データなどを元に客観性を持たせることで、信頼できる情報に変えていくことができます。

そういった工夫も必要になります。