ホームページは営業パーソンに匹敵する
会社のホームページにどのくらいの費用をかければ良いでしょうか?
なるべく安いに越したことはない、そうお考えになるかもしれません。
しかし、ホームページは会社の顔であり、名刺代わりです。
会社の信用を獲得するためのものです。
そして、24時間働く営業パーソンでもあるのです。
求職者に働きたいと思わせる、新しい人材を獲得するためのツールでもあるのです。
なるべく安く作りたいと考えるでしょうが、軽く使っておしまいにしようと考えていると、その大事な機能を果たすことができないホームページになりかねません。
たくさんのお金をかけ過ぎる必要はありませんが、まずは社員の1ヶ月〜2ヶ月分の給料で作ってみてはどうでしょうか?
それで取引先が1社でも増えて仕事の獲得につながるなら、安いものなのです。
ホームページにかけるべきお金とは
ホームページは、1回作り終わっただけではいけません。
情報量が限られた名刺なら1回作って終わりかもしれませんが、ホームページは増えていく会社の事業内容や実績を表すための大事な発信の場です。
一度作って終わるのではなく、継続して更新していくことが欠かせません。
その点では、「作る」そして「更新する」という意識で取り組みましょう。
妥当なコストとは?
ホームページを作るのにいくらくらいかけるのが妥当でしょうか?
最初に社員の給料1ヶ月から2ヶ月分といいましたが、金額でいえば30万円〜50万円ほどかけた方がいいと思います。
もちろん、各社ホームページに望むものは違いますし、どこに頼むかによっても金額は違います。
ただ、数万円から10万円程度で作ろうと思うと、かなりオリジナリティの少ないホームページなることは否めません。
自社独自の特徴を打ち出し信用を得て仕事を獲得するためにも、少々の投資は必要と考えた方が良いのです。
制作をどこに頼んだらいいか
ホームページの制作をどこに頼むかは難しい問題です。
ホームページ制作をやる業者は多数あり、それこそピンからキリまであるのです。
実績のあるところは大事だといっても、みんなそこそこの実績は持っているものです。
選ぶのであれば、
- どのくらいの効果を出した実績があるのか
- 求職者を意識して作る
- 補助金などの対応も可能
といったようなことができる会社を選ぶことはひとつ参考になります。
実績を語れる制作会社
ホームページ制作のゴールが自社の信頼を高め、集客につなげることですから、どれだけ集客につながったかの実績が取れていることは大事です。
実績が取れるということは、作りきりというだけでなく、作ったあとも効果を検証しながら改善をしていると言えるからです。
そういう継続してホームページをメンテナンスしているところを選びましょう。
メンテナンス契約はするのに、ほとんど実態として何もしないところはそういった改善の結果を語ることができません。
毎月効果レポートを出すような制作会社を選ぶことが大事です。
求職者用も意識して作る制作会社
人材獲得競争の厳しい今、求職者を意識してホームページを作ることはとても重要です。
いくら求人サイトに情報を載せていても、求職者はその会社を必ず見に来ます。
そして、その会社の雰囲気や自分の成長につながる仕事ができるのかを見ようとするのです。
補助金の利用が可能か
ホームページの制作費用に国の補助金は出ます。
しかし、しっかりと申請することや補助金を得やすくする内容を盛り込むことも欠かせないのです。
補助金を使うことができるようになった実績が多ければ、自社が発注するときにもプラスになります。
補助金は必ず得られるものではないだけに、それを当てにしすぎてはいけないのですが、制作会社をいるときにこういうところまでやれる会社かどうかはひとつ大事な基準になります。
ホームページは更新が大事
メンテナンスするってことはお金がかかることでしょう?と敬遠したくなるかもしれません。
でも、メンテナンスを忘れたホームページは、古びたカタログと同じなのです。
何年前のカタログかわからないかび臭いカタログを渡す企業に仕事を頼みたいと思うでしょうか?
常に最新の情報を発信する、その意識で取り組みましょう。
ホームページ制作費用のまとめ
ホームページは作るだけで終わってはいけません。
作ってからが始まりと言ってもいいくらいなのです。
作ったホームページを毎月レビューしながら、改善していく、その意識を持つようにしましょう。