これからサイトを作るとき、もしくは作り直すのだとしたら、ぜひワードプレス(Wordpress、略してWP)を使いましょう。

ワードプレストは今では世界でも最も使われているウエブサイトを作るためのツールのひとつです。

ワードプレスを選ぶ最大の理由は、利用者はワードプレスのテンプレートを選ぶだけで、おしゃれなサイトを作ることができ、モバイル対応したりアクセス解析するなどのことが簡単にできるようになることです。

これによって、自社サイトに何を掲載するのかということに集中すれば良いということになります。

他にも良いツールがあるのですが、多くの解説本があることやノウハウや情報サイトも豊富であることもメリットです。

ホームページに求められるのはサイト全体の質

グーグルは、検索する人が求めているものを適切に上位に表示することを目指しています。

とにかく人のために役立つものを検索結果として提示することを最大の使命としているのです。

そのために、サイトの内容の善し悪しを判断する「アルゴリズム」をどんどん改良しているのです。

今では、記事がある一定の評価をされるためには、単一の記事だけの質ではなく、サイト全体の質の高さも問われます。

どんなに立派な1ページの記事を書いても、それだけで上位表示することはできないのです。

サイトの中に良質の記事が数多くあることによって、単一の記事の評価も上がるようなアルゴリズムになったのです。

記事の量と質がサイトの質を決める

サイトが高い評価を受けるためには、質の高い記事を「多く」含むことが重要になっています。

「多く」ということに明確な基準があるわけではありませんが、50ページや100ページという記事の量が必要とも言われているのです。

実際、検索で上位に来るサイトを調べてみると、1つの記事でも文字数が2,000文字以上あったり、記事数が150から200もあるというところも少なくないにです。

短期間に100以上もの記事を書き上げることは難しいですし、検索エンジンから見ても短期間に「ドン」と一気に記事が書かれてあとは放置されてしまうサイトよりも、週に1記事でもいいから1年、2年とかけて記事を増やすサイトの方が評価されているようです。

記事を追加したり、更新することは、内容をしっかりメンテナンスしていることの表れですから、そこが評価されていると言えるのです。

定期的に更新することを考えたらワードプレス

自社のホームページに記事をある程度の頻度で追加したり、記事内容を最新の状態に更新するためには、人手をかけてやっていくほかありません。

しかし、それを外部のホームページ制作会社に頼んでしまうと、ずっとお金がかかります。

また、記事の内容は自社の業務内容に関わる内容が多いですから、会社の内部で更新内容を決めていかないといけません。

そうすると、自社で書いて自社で更新していった方が速いし、お金もかからないのです。

そういうときにワードプレスは有効なのです。

ホームページを更新する際、ワードプレスを使えば難しいことを知らなくても更新することが可能だからです。

自社で一から作るのはやめた方がいい

ホームページの記事は自社で更新するなら、最初から自分で構築すればいいかというと、そういうことはありません。

ワードプレスで記事を更新することは難しくありませんが、ワードプレスを使って自社のサイトを作ることは容易ではありません。

サーバーを契約し、ドメイン(アドレス)を割り当て、ワードプレスを設置し、自社のホームページのデザインに有効なテーマを選定し、必要なプラグインを入れ、アクセス解析やSEOに有効な設定をすることが必要です。

バックアップを取って万が一の障害に備えたり、問い合わせのメールフォームを作ったりとなかなか面倒なのです。

こういった初期構築の作業は、専門家に任せた方が圧倒的に効率が良く質の高いものができるので外部に頼んだ方が良いのです。

できあがった以降の記事更新は自社のスタッフでできるように、マニュアルを整備してもらい教育してもらうことも契約の中に含めておくのが良いでしょう。

週に1回くらいは更新する

ワードプレスの仕組みで自社のホームページができたら、ぜひ週に1回くらいは更新する気持ちを持ちましょう。

何を更新するかは、構築前にある程度考えておいた方が良いですが、ブログのような形式で記事を書いていくことです。

ブログといっても会社の日常を書くというより、自社が提供しているサービスや商品の解説を書いたり、お客様の喜びの声を掲載するなど、ある一定のテーマをもって書いていくことが大事です。

そういった記事が増えてくることで、自社ホームページは少しずつグーグルの評価が上がり検索結果でも上位に行くことが期待できるのです。