ブランディングできるホームページを作る
会社が何をしている企業かを説明するのに、自社のホームページを持っていない企業を探す方が難しいと思います。
しかし、しっかりと自社のブランディングはできているでしょうか?
ブランディングとは特長をしっかりと打ち出し、自社にしかない技術や特長を見せて、得意な事業を明確に見せることです。
小さくて集客もなかなかできない企業こそしっかりとブランディングされた自社のサイトを作って、本当に来て欲しいお客様にアピールすることが欠かせません。
ホームページを自社の重要な営業マンとして働いてもらうためにも、ブランディングが欠かせないのです。
ブランディングするときどうすればいいでしょうか?
自社の強みを明確にする
まずは自社の強みをつかみましょう。
「そんなことは今さらやらなくてもわかっているよ」
そう言いたいかもしれません。
でも今一度強みを明確にしましょう。
ホームページを作る際には外部の会社に頼むでしょうから、そのときしっかりと会社の強みを説明しわかってもらいましょう。
話すことでより自社の強みが明確になることもあります。
もし作られたホームページが「イマイチだな」と思うのでしたら、本当に自社の強みを明確にできているか考えてみるのも良いでしょう。
参考:自社の強みの見つけ方 頭の中を書き出し整理することが大事
ホームページのトップメッセージを考える
ホームページを訪れた人が最初に目にするのが、ホームページの名称かヘッダー部分に書かれているメッセージやイメージです。
ここで「何を訴えるか」というもっとも重要なメッセージを考えましょう。
言葉を考えるよりも前に、キーとなるコンセプトを考えましょう。
ただし、何を提供する会社かわかることが必要です。
「あなたの夢を叶えます」といってもどんな夢でも叶えてくれるわけじゃないと思います。
何をしてくれる会社なのか、その分野でどんな特長があるのか、それがわかるキーコンセプトを見つけましょう。
そしてそれを言葉にするのです。
訪れた人がこのホームページを読んでみようと思わせる重要なメッセージになるのです。
サイト全体の記事構成を決める
ブランディングは1ページだけでできあがるものではありません。
御社のホームページ全体で醸し出すことが必要です。
そのためには、トップページや単一のページだけを考えていてはいけません。
御社のサービスや考え方が伝わるように、どんな情報を掲載すべきかを整理して全体を設計しましょう。
トップでは主要なサービスを、各ページは事業ごとに書いていくことが基本になります。
そうやってサイト全体でブランドを作っていきます。
大事なのは1つ1つのページ
ブランディングは全体で作っていくものですが、とはいえその要素は1ページ1ページの内容なのです。
それらの内容を重ねていって、全体としてブランディングができあがります。
ですので、各ページの内容をおろそかにしてはいけないのです。
事業に力を入れるものとそうでないものがあるように、ホームページの記事にも力を入れるものとそうでもないものはあると思います。
しかし、できる限りどのページも同じような構成で伝えていくことが大事です。
そういう姿勢もブランディングにつながりますし、会社の信用を生むことにもなります。
結論を最初に伝える
これからは各ページの書き方で大事なことをお伝えしましょう。
多くのユーザーは自分の探したい情報を検索し、御社のサイトに訪れてくれたのです。
そのユーザーが知りたい内容がそのページにあるということを早い段階で見せる必要があります。
ですので、そのページには何が書いてあるのかを最初にまとめるのがユーザーにメリットがあります。
読んでもらおうとだらだらと導入文を書いていると、ユーザーはさっさっと離れて(離脱して)いなくなります。
みなさん自身も経験ありますよね?
自分で検索していて、少し読み始めたけれど何が書いてあるのかわからないページだった場合、途中で読むのをやめて検索ページ戻って別のページに行ったりしませんか?
このようにそのページに何が書いてあるのかを早々に伝えて、本当にその情報を必要としている人を離さないようにしないといけないのです。
ファーストビューの重要性
ファーストビューとは、ヘッダーを含めスクロールしなくてもみることができる領域のことを言います。
ヘッダーでキーメッセージを伝え、ファーストビューで引きつけることが大事です。
ファーストビューは記事のタイトルがありますので、わかりやすく何が書いてあるかを伝えることが重要です。
ファーストビューに画像を置いて、画像内に記事のタイトルや記事の内容をわかりやすい言葉で気を引くこともできます。
ファーストビューで読む気にさせる、それが大事です。
目次で内容を把握してもらう
ファーストビューの下には、まず要約を書きましょう。
その記事の中で何を伝えたいのか、どういう人に役立つのか、それをまず書きます。
そうすることで、読み手はその先読む必要があるかがわかります。
目次もここに置くと良いです。
どんなことが書かれているかが一目瞭然になるからです。
そんなことをしたら、関係のない読者はすぐ離れてしまうのですが、それが大事なのです。
その記事が問題を解決できる悩みを持った人に読んでもらえるようにするのです。
記事は適度な長さで切る
本文の記事は読みやすさを考慮して、長すぎない程度で見出しを付けるなど工夫しましょう。
読者は忙しいのでゆっくり読んでいることはできません。
見出しを読んだり、段落の頭の部分を読むだけでもわかるような構成で作っていくと良いでしょう。
読みやすさの点では、文の単位などごとに改行を入れて読みやすくする工夫をするのは良いでしょう。