今年はこうしよう!を明確に書き出す
年の初めには「今年こそは○○を実現しよう!」と意気込むこともあるでしょう。
ところが、年初のそんな思いは続かず、気づけば年末になって新しい年を越している、ということも多いはず。
僕も人のことは言えず、三日坊主どころか「心に思っただけで1ミリも動いてなかった」というようなことも以前多くありました。
なぜ思いが継続しないかといえば、その目標を思い返していないから。
適宜振り返り、できていないなら、実現のために1歩を踏み出すしかありません。
会社の目標だって同じでしょう。
「今期の目標は・・・」と上司と約束したものの、ちゃんと思い返して実施していなければ、評価の時期が迫って改めて見直して青くなる・・・
目標を立てたら、しっかりと文章化して適宜振り返るようにする
当たり前のことのように思えますが、これをやることが進まない問題を解消する方法です。
目標を紙に書こう!
今年はこれを実現する!と決めたら、紙に書きましょう。
そのために有効なことは、日々目に付くところに書くことです。
良くある手としては、自分の部屋や机の前に張り出すことでしょう。
僕は人に見られるのが恥ずかしいタイプなので、自分の手帳かスマホに書きます。
ただ、常に見る・振り返ることができる場所に書くことが大事です。
その方法としていくつかあります。
- システム手帳の毎週もしくは毎月のToDoに記載する
- パソコンやスマホのデスクトップメモアプリに書いておく
- システム手帳もどきのスマホアプリに目標を設定する
フランクリン・プランナーを使う
フランクリン・プランナーは紙の手帳ですが、7つの習慣をベースにしたものです。
以前愛用していましたが、全面的にデジタル化(アプリに移行)したため、今は使っていません。しかし、アプリに切り替えても基本的な考え方はフランクリン・プランナーをベースにしています。
フランクリン・プランナー自体はここでは詳説しませんが、年間の目標を立てて見やすいところに書き、常に見返すことができるように作られています。
具体的なアクションとしてToDoに落とした場合も、次の週や月にもう一度書き引き継いでいきます。
そうすることで忘れたり放置するのを防ぐことができます。
僕は毎月ToDoを手書きで書いていましたが、手書きで書くことでもう一度思い返すことができますし、できていない項目を具体的に週のToDoに細分化していくことでやる気を出すようにしていました。
この考え方はデジタルになっても変わっていません。
システム手帳で理想の人生計画を立て、実現するフランクリン・プランナー|フランクリン・プランナー
PCやスマホのデスクトップのメモに書く
ついつい忘れがちな年間目標を、PCとスマホで共有できるデスクトップメモの書くのも割と有効です。
Mac/iOS/Windowsで利用することができる、ポコメモを僕は利用しています。
デスクトップに出しておくこともできますし、iPhoneではウィジェットとして登録できいつでも見ることができます。
ウィジェットだと、スケジュールや天気を確認したついでなど何気ないときに気がつく、それがいいのです。
手帳を開いたときに見るのと同じような感じで、定期的に見ることもありますし、何かの拍子に気づいて見直すことができます。
シンプルなアプリですが、本当に役に立ちます。
モレスキン「Journey」アプリ
最後に僕が今一番頼りにしている目標振り返りツールは、手帳のモレスキンが出しているアプリ「Journey」です。
このアプリは、カレンダーやToDo管理、日記などが組み合わさったアプリですが、僕は年と月の計画管理にだけ使っています。
「今年の抱負」と「月別の目標」というテンプレートが用意されており、これを利用すると毎日のページに現れるので、忘れることなく確認できます。
また、これらはToDoのようにチェックボックス付きで扱ってくれますので、完了するとチェックボックスに✓を入れて完了にすることができます。
「月別の目標」は月が新しくなるとチェックボックスのチェックがすべてクリアされますので、毎月繰り返す作業にはとても良いです。
「今年の抱負」については1年間保持されますので、完了項目のチェックは1年間保持されます。
僕はこのアプリを毎日開くことで年間目標の管理をしています。
※モレスキンは手帳メーカーと思いきや、このような手帳のデジタルするアプリの提供にも力を入れています。通常のスケジュール管理・ToDo管理・日記帳と似た機能はありますが、それより自在に自分の手帳をカスタマイズできる感じが好きです。
まとめ
詰まるところ、目標とはそれなりの頻度で見返すことをしなければ実現はしません。
頭の中に入っていて自分で思い返すことができる人はいいですが、そうでなければいろいろツールを利用し、目標を見直し進捗を振り返る時間を持ちましょう。
もちろん、見返したから実行できるわけではありませんし、実際に必要なのは「実行力」に違いありません。
しかし、実行力を発揮する前に「忘れてた!チーン」とならないようにしたいものです。