マインドマップは頭の整理に欠かせない
マインドマップはアイデアを整理するツールとして多くの人が知っていることと思います。
何が便利かといういえば、情報を階層化して分類して管理するのに非常に簡単だということです。
ポストイットに書いて分類して、いやそうじゃないと追加したり、書き換えたり、入れ替えたり分類を変えたりしてアイデアを広げていく、そういう時に役立つ手法です。
それが今では電子化され、表現力も上がって操作性も良くなって、いろいろなコンテンツをおけるようになり便利なツールとなっています。
アイデアを出すということだけではなく、課題を分類・整理するときにも役立ちます。
階層ごとに文字の大きさや線を工夫されていて、整理した状態を理解しやすくなります。
テキストファイルやワードなどと行った上から順に書いていくツールとはそもそも異なります。
好きな発想で書き出したことを分類しながら整理していくそういうツールです。
テキストエディタやエクセルでもいい?
階層化するんだったら、テキストエディタやエクセルでもできるよね?
そう思う人はいると思います。
確かにできます。
でもマインドマップを使った方が、階層を移動させたりグルーピングを変更する作業が非常に楽です。
ドラッグアンドドロップでできるという点が便利なところです。
コピペという操作ではなく、ドラッグアンドドロップで移動させることができます。
グルプーピングされているポストイットを剥がして別のグループイングに持って行くとき、複数枚あれば複数枚剥がして持って行きますよね?それが一発の操作でまとめてできます。
簡単にできるということは思考を止めないということにつながります。
よくアイデアを検討するときにポストイットに書いてそれらをホワイトボードなどに貼ったりして、これらはこういう分類にしておこう、重要だからこっちに置いておこうなどと分類に使います。
これらを電子的にできるのがマインドマップツールで、頭の整理に非常に役立ちます。
マインドマップツールを使えばビジュアルもいい
マインドマップツールを使うと、中央から枝分かれして行くほど、文字が小さくなるとか、分類の線の色が変わるなど工夫されています。
それによって階層がわかりやすく、分類を考えるときに考えやすくなるからです。
そこにアイコンや画像を挿入しておくと、ビジュアル的にも楽しいです。
エクセルは完成された資料を作るためのもの
エクセルも表によって階層化することは可能です。
最初から分類がある程度予想できるならそこから作ればいいですが、作りながら分類が増えたり減ったり集約するような場合、表でやると表の変更に手間がかかります。
あるいは階層が多くなってくると表自体が大きくなって見通しが悪いということも起きます。
エクセルにも行や列をグループ化して折りたたんだり広げたりする機能があります。
不要な場合は折りたたむことで見通しが良くなります。
確かにこの点を見るとマインドマップの構造のように使えるのですが、何せ移動が面倒くさい。というのがマインドマップ的に使う歳の最大のデメリットでしょう。
複数行を移動させるときは、対象行を選択して「カット」そして入れたい位置の行を選んで「選択した行を挿入」という作業になります。
エクセルは機能も豊富で右クリックで出てくるメニューも膨大、カットして挿入というような操作はかなり面倒になります。
またエクセルでは画像を入れて見やすくするということもしづらいです。
マインドマップでは視覚的に理解できるよう、色を使ったり、アイコンを使ったり、画像を入れることもよく使います。
そうした方が整理状態がわかりやすいからです。
テキストだけで文字の大小・色づけなどがないと情報の読み取りがうまくいきません。
マインドマップの自動レイアウトが悩ましい
マインドマップで使い始めの頃に悩むのが、自動的に枝の位置がレイアウトされるため、思ったようにならないという悩みです。
マインドマップは真ん中にテーマがあって、それを取り囲むように枝分かれして行くので、右に枝分かれしたかと思うと左に枝分かれするようになります。
これらの機能はツール次第というところがありますが、右側だけできれいに並ぶタイプもあります。
そういった機能性を確認して選択することが大事です。
マインドマップは基本無料で使える
マインドマップはたくさんのツールが存在しますが、希帆的に無料で使えプラスアルファの機能が欲しい場合は有料になる、というケースが多いです。
僕はMacで使えるMindnodeというツールがデザインも好きなので有料で使っていますが、Xmindなど無料で使えるツールは多いので、まずは使ってみることをおすすめします。
みんなでアイデア出しするときに使い始めるというよりは、自分で課題整理しなきゃいけないときに使い始めてみるといいでしょう。
何か資料を作らなければいけないときの情報整理に使うこともできます。
いろいろ使い慣れておけば、いざというときにしっかり使える用になります。
余談ではありますが、こういう日々のスキルアップがいざというときに自分を助けてくれます。f
普段使ってないものをいきなり大事な場面で使おうとしてもうまくいかないものです。