もしも、自社のホームページがスマホに対応していないのでしたら、まずは対応した方がいいです。

なぜかといえば、スマホから検索する人が圧倒的に多いからです。

検索の対象は、仕事探しも同じです。

就活する人も転職する人も、会社紹介のページから自社のサイトを見ていることは間違いないのです。

そのとき、8割方スマホで見ているのです。

「うちはBtoBの会社だから、自社のホームページはPCで見る人がほとんど」

と思っているようでしたら、大いなる勘違いと言えるでしょう。

スマホのインターネット利用がPCより多い

2017年には、インターネットの利用はPCよりスマホが逆転しました。

PCの利用よりもスマホからインターネットを使う人が多いということです。

これが、すぐに自社のホームページを見られることがスマホの方が多いとは言えないのですが、相当数の人がスマホから見ている可能性はあるのです。

もしもグーグルアナリティクスなどのアクセス解析を導入しているのでしたら、ぜひアクセスしている端末の種類を見るといいでしょう。

半分近く、またはそれ以上の割合の人がスマホからアクセスしている事実に愕然とするのではないでしょうか?

グーグルがスマホの方を優先している

グーグルは今はスマホ用のサイトを先に検索結果に反映するということを言っています。

これがモバイル・ファースト・インデックスと言われるものです。

モバイル(=スマホ)用のページを先にグーグルの検索データに取り込みます、ということなのです。

だから、スマホ対応は不可欠なのです。

グーグルはスマホ対応しているか判定できる

グーグルはすべてのホームページを目で見ているわけではありません。

でも彼らはITスペシャリストの集団ですから、目で見なくてもスマホ対応しているかはわかります。

試しに、グーグルが提供している「モバイルフレンドリーテスト」で自社ホームページのURLを打ってみてください。

スマホ対応しているか、すぐに答えが出ます。

画面のイメージまで出るのです。

グーグルはすべてお見通しなのです。

グーグルのモバイルフレンドリーテスト結果

「モバイルフレンドリーテスト」

スマホ対応って何だ?

スマホ対応をするってどういうことかと言えば、「スマホで読みやすいサイトを作る」ということです。

スマホでサイトを開いたとき、PC用のサイトがそのまま文字が小さくなって表示されたら、読みにくいですよね?

そうすると、せっかくいいことが書いてあっても読む気がしません。経験ありませんか?

せっかく自社に興味を持ってもらっても、自社サイトを開いた人が「こんな小さい字は読めん!」と思ったら意味がないですよね…

スマホ対応をしていないということは、こうやってチャンスを逃すことにもなりかねないのです。

スマホ対応の方法

スマホ対応するには、「レスポンシブ」という技術を使ってPCでもスマホでも同じ情報を見られるようにホームページを作る手法が主流です。

そして、ホームページは常に最新の情報に更新されることが望ましいため、自社でもデータを更新しやすいように「ワードプレス」を使ってホームページを作ります。

こういう形でホームページを作るためには、まずは専門の業者に頼んだ方がいいです。

これを自社でやろうとか、自社の社員にやってもらおうとか、そういうことは考えない方が良いでしょう。

餅は餅屋にと言うように、仕組み作りは専門家に任せた方が良いのです。

そして御社は、ホームページに掲載すべき情報を整理する役割に徹するのです。

そうやって本当にアピールすべき自社の情報をホームページにどんどん掲載していくようにした方が良いのです。