読み手が欲しい情報を掲載する
自社のホームページで集客できないという場合、いくつかの理由はあるのですが、発信するポイントが絞れていないということが多いです。
企業としてはやっている事業をいろいろ発信したいでしょうし、網羅的にわかるようにしたいという気持ちはあると思います。
しかし、読者はなんとなく検索しているのではなく、「欲しい情報」を求めて検索しているのです。
そのような読者に対して多くの情報を与えてしまうと「雑多な情報のサイト」に見えてしまいます。
その人が求めている「欲しい情報」が雑多な情報に埋もれてしまうのです。
御社のホームページが来て欲しいお客様を集客できていないなら、「発信すべき内容は明確に絞れているか?」ということをしっかりと見極めるところからスタートする必要があります。
肝心の情報が埋もれていないか?
自社のホームページに集客できていないという場合、
アクセス数が少ない
アクセスはあるけど、集客につながっていない
という2つの面があると思います。
アクセス数が少ない場合は、サイト内の記事数が少ない場合が考えられます。
そのサイトがどのような情報を発信しようとしているのか、それが検索エンジンにわかるためにもある程度の記事数が必要になります。
その際、どのような情報を発信するサイトにするのか、最初に構成を考えておくことが有効です。
構成を先に考えておかないと、行き当たりばったりのサイトになってしまいかねないからです。
どんな人に情報を発信するか明確にする
サイト構成ってどうやって考えればよいでしょか?
たとえば、コーポレートサイトでは企業の事業内容を発信しますが、どんな読者に向けて書いているのか、常にそのことを念頭に置いてサイトを設計する必要があります。
どんな読者かということをマーケティング用語ではペルソナと言いますので、ご存じの人もいるでしょう。
「我が社の顧客になってくれる人はどんな人か」ということを定義するのがペルソナです。
そして、そのペルソナに向けて記事を書くのです。
その人が必要とする情報をどんどんと書いていくのです。
それによって、一貫した情報発信になります。
わかりやすさを重視する
サイトの記事が読まれるかどうかは、読者が求めている情報が発信されているかどうかです。
要は読者に「そう、欲しかった情報はこれ!」と思ってもらえるかなのです。
ですから、読者の欲しい情報を書くことが大事なのです。
多くを伝えようと、いくつものことを書けば伝わるかと思いきや、そうではありません。
ポイントが広がってかえって伝わりにくくなることも多いものです。
1つのページにはポイントは1つ、くらいの気持ちで書いた方が読み手にもわかりやすいのです。
検索エンジンに対しても1つの要点が大事
1つのページに1つの要点が書かれていることは、読み手にとってわかりやすいだけでなく、検索エンジンにとってもわかりやすいのです。
いくつものキーワードをたくさん盛り込んだところで、検索エンジンがそのページの要点をまとめようとするとポイントがブレてしまうのです。
言いたいことをタイトルを含めて1つにする、ということはサイトに記事を書く上でも大事なことなのです。